★あらすじ★
大崎が京都で出会った、旅行中の美しく淋しげな青年。人の温かさに飢えたような彼に惹かれ、大崎はその日のうちに彼を抱いてしまう。名前も告げずに去った彼に再び会いたいと願うが、大崎には為すすべもなかった。ところが、大崎が日本史の講師として招かれた大学で、2人は偶然再会する。由岐也と名乗る青年は、大学内の図書館に勤めていたのだ。傷つくことを恐れ、恋にためらう由岐也に、大崎は優しく想いを伝え続ける。いつしか由岐也は再び恋に心を開き始めて…。静かでありながら、激しく切ない大人の恋物語。
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あ行
- 感想投稿日 : 2007年2月24日
- 本棚登録日 : 2007年2月24日
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