陽だまりの偽り

著者 :
  • 双葉社 (2005年7月1日発売)
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本棚登録 : 88
感想 : 17
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短編集です。人間の保身ゆえの犯罪だったりがテーマの短編集です。さくっと読めます。短編なので多少強引だったり予定調和だったりします。この方には保身以外の動機を描いてもらいたいですね。障害をトリックに使っているものが多いのが安易かな。それならば、道尾さんの『流れ星の作り方』くらいの捻りが必要かと。『淡い青のなかに』がミステリとしては一番完成度が高いですね。驚きがあった。この方の長編が読んでみたいなぁ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2006年9月12日
本棚登録日 : 2006年9月12日

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