あと千回の晩飯

著者 :
  • 朝日新聞出版 (1997年3月1日発売)
3.81
  • (11)
  • (5)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 7
5

なじ■

「自分が晩飯を食べられるのもあと千回ぐらいだろう=
生きられるのもあと3年ほどだろう」
という由来のタイトル。
そんな死の予感に満ちたタイトルでありながら
陰鬱な雰囲気はまるでなく、
ユーモア全開でむしろ心が明るくなるような内容でした。

別々の掲載紙に連載していたエッセイをまとめたものなので
同じ題材の話が2,3度あったり、
『人間臨終図巻』で既読の描写なども度々ありましたが、
それでもどれもが面白く読めました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年4月20日
読了日 : 2014年4月19日
本棚登録日 : 2014年4月20日

みんなの感想をみる

ツイートする