稲葉なおとさんの建築写真は、いつ見てもきれいだ。
そして、その写真を見ていると、必ずその場に行きたくなるし、泊まりたくなる。
今回のこの本は、ホテル建築に関わる建築家、依頼主、施工会社のそれぞれの物語が書かれていて、一つ一つのホテルの重さを感じるとともに、日本のホテル建築史を読んでいる感覚になる。
このような知識があって、そのホテルに行くのと、知識なしでいくのとでは全く違う。
数は少ないが、過去に行ったことのあるホテルの話が出ていて、それを知らずに見てしまっていたことを悔しく思った。
今ならば、別の視点から色々と堪能できただろうな。。
読書状況:読み終わった
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写真
- 感想投稿日 : 2022年6月26日
- 読了日 : 2022年6月26日
- 本棚登録日 : 2022年6月26日
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