言葉遣いや物事の表現の仕方はすごく丁寧で優しい文章なのに、その中に果てしない絶望と悲しみが織り交ざっていて不気味というか、不思議な小説だった。
トントン拍子で物語が進むのではなく、全体的にぬるっとした感じで進んでいく。季節の移り変わりとと共に主人公の恋人との関係性や妹の彼氏についてが淡々と書かれていた。でも最後には必ず絶望が登場する。恋愛には絶望が必要不可欠なのだということを言いたいのかなと思ったが、わからなかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月11日
- 読了日 : 2021年10月11日
- 本棚登録日 : 2021年8月15日
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