まないたに りょうりを あげないこと (講談社の創作絵本)

  • 講談社 (2009年8月26日発売)
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本棚登録 : 1070
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『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』(白泉社)ですっかり魅了されてしまったシゲタサヤカさん。本書はシゲタさんのデビュー作なのですね。

場所はとあるレストランの厨房。大勢いるコックさんの中のひとりが、とんでもない現場を目撃したことからお話が始まります。
なんと、調理台に置かれたまな板が、材料のエビを食べてしまったではありませんか!

まな板が!食べるんです!!エビを!!!
何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を読んでいるのかわからなかった……。

意表を突くタイトルと期待を裏切らない展開、絶妙な不思議さ、後を引くラスト。すごい……読み終わってからめっちゃジワジワきてます。フフッ(思い出し笑い)

そして見返し部分にずらりと並んだ料理の絵が壮観!
スズキのポワレとかアスパラガスのアンチョビソースとかライムのソルベとか、子どもよりも大人の唾液腺がえらいことになりそうなメニューの数々。さすが、町で一番人気のレストランだわ。近所にあったら絶対通う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本(日本)
感想投稿日 : 2019年6月1日
読了日 : 2019年6月1日
本棚登録日 : 2019年6月1日

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