ミッフィーのおばけごっこ (ブルーナのおはなし文庫 24)

  • 講談社 (2001年10月1日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 5
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「うさこちゃん」と「ミッフィー」はどんな風に違うんだろう?
ちょっと興味が湧いたので、読み比べるために福音館書店『うさこちゃん おばけになる』と講談社『ミッフィーのおばけごっこ』をお借りして来ました。

あらら、このレビューを書いている時点(2017.3.11)では、表紙の画像がないのですねブクログさん(実際は、福音館書店版と同様の装丁です)。

講談社(角野栄子さん訳)の『おばけごっこ』は、「ブルーナのおはなし文庫」の中の1冊。

福音館書店版と違って、本文には片仮名も使われています(全てに平仮名のルビ付き)。
会話文を表す「」や感嘆符も多用されている点や、細やかな心理描写もある点などから、講談社版の方が読み物、という感じがしました。

自分で読めるようになったら講談社版の方が面白いかも?

受ける印象がこんなに違うと思っていなかったので、非常に楽しい読み比べでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ├ ディック・ブルーナ
感想投稿日 : 2017年3月11日
読了日 : 2017年3月5日
本棚登録日 : 2017年3月11日

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