庭の梅の木で梅ジュース、梅酒を作る巻。
昼の月は四女曰く「夜でなく昼も見えるなんて得した気分」
長女の巻末の「おトクなのかなぁ、よく分かんないや。」
この違いが面白い。
長女の母親への気持ち、庇護元離れて働き始めると親の矛盾や幼さに気づいたりもするけれど、
親にも個性や性格がもちろんあって、一人の人間であり、息子、娘でもあったんだよなぁ、と。
四女のサッカーの青春、長女の不倫の恋、世代の違う感性をこうも描けるのって凄いと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年2月
- 感想投稿日 : 2017年2月6日
- 読了日 : 2017年2月6日
- 本棚登録日 : 2017年2月6日
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