神去なあなあ夜話 (徳間文庫)

著者 :
制作 : 三浦しをん 
  • 徳間書店 (2016年6月3日発売)
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本棚登録 : 3360
感想 : 251
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『神去の神さま、繋ばあちゃんを長生きさせてくれてほんとにありがとう!ヨキみたいな猛獣を、村外に解き放ってはならないと判断されたんですね!』
辛い過去シーンなのに笑ってしまった。
適材適所 主人公は神奈川暮らしより村での生活で生きがいを見出したようだが、ヨキも一歩違えば悪の道で発揮しそうな部分もあるから。。。

清一さん、凄い人だと思っていたが、未成年で山と資産を守ったとは。。
以前芸人さんが他人であるお婆さんに気に入られて死後財産を譲られた際、相続税は現金で納めなければならなくて苦労したとあったけれど、資産ある人にとっての相続は本当に大変なのだろうなぁ。。

映像化すると脚本で削れられるエピソードもあり、難しいところだが
本作の山々の美しさは見てみたい、というか体験したい。。熊野古道とか奈良の古道とか
近場でいいので自然に触れたい。。
とコロナ自粛で思うのは無いものねだりだろうか。。



生活メモ
そろそろ図書館利用して良いだろうか。。
反対に漫画を大人買いするようになってしまい
ミステリというなかれ、ハコヅメ,ここは今から倫理です、一日外出録ハンチョウ と何だか生き方や考え方に触れる作品ばかり選ぶようになってしまった。
歌川国芳の国芳づくしも面白かったので
生誕160周年、美術館にも行きたいなぁ。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2021年10月
感想投稿日 : 2021年10月27日
読了日 : 2021年10月27日
本棚登録日 : 2021年10月27日

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