35歳からの「脱・頑張り」仕事術 仕組みを作れば、チームは自動で回り出す (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所 (2011年4月26日発売)
4.25
  • (7)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 6
5

チームの力を使いこなせず、勝手に精神的な「被害者」となり、「一人プロジェクト」をやり続けて心身ともに疲弊するマネージャーに贈る教本。まさに自分が抱いていた苦しみと同じ境遇を筆者も味わっている中で、自分自身の行動を変えるべく「仕組」として導入したTipsをまとめている。コンサルティングの仕事をベースにしているため、非常に腹落ちした。
・PMもプロジェクトの最初は担当者・一兵卒となって仮説を作りきる。現場までファクトまで下りて自分自身の答えを早く作りきる(3日-2週間)
・チームに対して自分の仮説は提示することなく、相手に喋らせる。相手の考えを元に自分の考えに寄せていく(ベン図を広げて合わせる)
・チームとは高頻度短期間のmeeting。30分以上は息切れ
・オーナーシップを持たせるために
-カミングアウト(分からないことは分からない)
-わからないふり&まとめるふり
-二重人格
-ドタキャン作戦(会議に参加しない、任せる)
・リスクをマネジメントするために
-80点は取れるから安心してと伝える(但し150点を目指したい)
-トラブル謝罪担当宣言
・自分の手柄にしない

・自分自身が勉強して成長して前に進んでいれば部下は勝手についてくるもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: リーダーシップ
感想投稿日 : 2020年6月6日
読了日 : 2020年6月6日
本棚登録日 : 2020年6月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする