ピンクとグレー (角川文庫 か 66-1)

  • KADOKAWA/角川書店 (2014年2月25日発売)
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本棚登録 : 5802
感想 : 420
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俗にいうタレント本とは違ってた!
まあ、他の人は読まないからわからないが。
手に取ることもないけど、一冊のみならず
何冊かだしているところに興味を惹かれた。

導入部分はなかなか文章に馴染めなかったが

鈴木真吾「ゴッチ」
河田大貴「リバァ」二人の24歳から
9〜11歳そして前後しながら
27歳139日と続いていくそして終わり

お洒落
別に加藤シゲアキだからということではなく
お洒落、都会的センスを感じた

うまい。
仲良し二人が同時に芸能界に入り
一人が上り詰めていくという設定からナイーブな嫉妬、さみしさ、誤解、疎外感
伝わってくる
真吾の姉の話など
絡ませながら肉付けもあり
ブラックコーヒー
シングルモルトとここにも充分オシャレ要素。

天は二物も三物も与える見本。
かろうじて一作は書けたとしても
何作というのは凄い、読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月2日
読了日 : 2020年7月2日
本棚登録日 : 2020年4月29日

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