日常の謎の本格探偵推理小説ですね。
フランスのお菓子の本を読んでいたら、三船シェフを思い出して本の森から抜き出して再読です。
ビストロ「パ・マル」(意味はわるくない)のスタッフ、ぼくことギャルソンの高築智行、料理人の志村洋二、ソムリエの金子ゆき、店長して料理長の三船忍の四人とお客さんが織り成す謎解き物語。
短編連作で、軽妙でユーモアにあふれた心温まる作品です。
フランス料理と言っても地方の家族料理が主体で、肩の凝らない親しみやすい店作りと、お客さんと楽しむ時間を大切にする雰囲気を持ったちょっと小粋な店内で起きる出来事の物語。
出てくる料理にも興味はつきません。
近藤さんの作品の愛着はつきませんね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本格探偵小説
- 感想投稿日 : 2022年10月22日
- 読了日 : 2022年10月22日
- 本棚登録日 : 2022年10月22日
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