女子というくくりではない私が読むのもなんですが(汗)内容が面白そうなので読んでみました。最近、おこちゃま問題をとりあえげていますが、女子問題も似ているというかとっても大変ですね。
最近では生き方が性別問わず多様化してきたとはいえ、女性っていうのは選択肢が多いようにみえるけど、実際はその選択自体意識できなくて(時間的に限りがあることなのに知識がなくてチャンスを逃し、選択がある事自体知らなかったという場合も)人生ぐちゃぐちゃになる場合もあるし、愛されないと生きている価値があんまり
ないんだよ(モテの概念もそうだ)っていう偏見?縛り?人の目&自分の目もあって、なかなか大変なわけです。
おこちゃま問題とも重なりますが、女は愛嬌!という言葉もあるように、女はものを知らなくていいんだ!という教育を実際にしてきた親御さんの世代もあるわけで、女の子はおこちゃまのほうがいいんだ!!!って真剣に思っている人たちもいます。それが悲劇を招くのに。別に知らなくてもいいでしょ?かわいい方がいいでしょ?
ってなわけで、分別やら識別能力やらを身につけることも奪われたり、自分でもそのチャンスを「いらな~~~いっ!」ってやっちゃうパターンも多いです。
とはいえ自分で自分を知らないと生きづらく、年齢があがればあがるほどかわいい!きれい!では乗り切れなくなるので、自己と向き合うことになります。この本ではレベルの差はあれ(対談相手によって話のレベルが違ってますね。自己分析がはっきりできている人と途中の方がいらっしゃるので)自分とどう向き合うか?わからなくてどんなイタい経験をしたか?こういうものの考え方で自分は乗り切ってきた!などの話がたくさんされています。自分の中の悪感情をどういうふうに考え、どういうふうにしてきたか?ということをわかりやすく語っている対談がとくに秀逸だと思いました。この対談相手の本は買ってみようかと思います。
ただ、途中、正直言ってエロが苦手な人にはびっくりしちゃう対談もあるので(内容がエロいわけではないですが、身も蓋もなく語ってくださっているのであけすけエロ話が笑えない人にはしんどい
でしょう。わりとはじめにあったりするので、読むのやめちゃわないでね、嫌いでも。でも、それが嫌いな人は雨宮さんの本は買わないと思うけども)気になる読むのをおすすめします。
- 感想投稿日 : 2012年11月29日
- 読了日 : 2012年11月29日
- 本棚登録日 : 2012年11月29日
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