オズのグリンダ (ハヤカワ文庫 NV ホ 1-14)

  • 早川書房 (1994年5月31日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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<b>(内容)</b>
グリンダの<魔法の本>にギリキンの国のスキーザー一族とフラットヘッド一族が戦争をはじめようとしていると書かれたのを読んだオズマは、オズの支配者として争いをやめさせようと、ドロシーと共にギリキンに向かう。しかしどちらの一族も素直にオズマに従おうとはしなかった。戦いは始まり、その最中、オズマとドロシーはピンチに!二人を助けようとグリンダも現場に向かうが、手が出せない。
誰が二人の窮地を救えるのか?スキーザーとフラットヘッドは和解できるのか?オズマの支配を受け入れるのか?
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<b>(感想)</b>
ハヤカワ文庫のシリーズ最終巻。「完結編」なんて背表紙に書いてあったから、何か大きな出来事が起こるのか?とどきどきして読みました。でもボーム自身は別にこれを最終巻にするつもりはなかったんですよね、病に倒れなければ。というわけで、特に大団円となるわけでもなく、物語はいつもの調子で続き、いつもの調子で終わります。ちょっと拍子抜け。話は面白かった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ハヤカワ文庫
感想投稿日 : 2005年4月20日
本棚登録日 : 2005年4月20日

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