『ピュタゴラスの旅』『エピクテトス』『童貞』のような古代史を下敷きにした物語から『分解』『音信不通』『この場所になにが』のように世界のあり方にせまる作品、また、『泥つきのお姫様』『ふきつ』といった心霊世界を皮肉ったコメディと幅広い作品集。
世界を語りながらそれのみが主眼にならず、物語自体が滅法面白い。まるで、中島敦じゃないか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文芸
- 感想投稿日 : 2011年8月22日
- 読了日 : 2011年8月22日
- 本棚登録日 : 2011年3月29日
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