心理検死官ジョー・ベケット 2 メモリー・コレクター (集英社文庫)

  • 集英社 (2011年11月18日発売)
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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心理検死官シリーズ第二作。

えーっと、これはミステリーだっけ、SFだっけ。
爆発物を不活性化する目的で作られたカーボンナノチューブ。
しかし、人の血液に入り込むと脳に達し、
側頭葉内側を破壊して記憶障害を引き起こす。
短期記憶が長期記憶化されず、5分前のことを覚えていられない状態にある。
二度の汚染で死に至る。
しかも、炭化水素ベールの物質を不安てにさせ、
爆弾としてしまう。
酸に漬ける以外に中和方法はない…。
という設定について行けなかったのは、私だけではないはず。

さらに、心理検死官のはずが
相変わらず、ハードボイルドだっけ?というほど、アクション続きだし、
「心理」はどこへ行ったのやら。

いつもは迷惑な隣人が小芝居をうってくれてのが、面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2019年4月1日
読了日 : 2019年4月1日
本棚登録日 : 2019年4月1日

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