私立探偵フィリップ・マーロウの二作目。
唐突な事件の始まり方、というか、巻き込まれ方が、
とてもハードボイルドっぽい。
というとハードボイルドに対する冒瀆だろうか、偏見だろうか。
富豪の枠美しい妻や謎の女、沖合に停泊すると賭博の船と、
まるで映画化してくれといわんばかりの設定のようの気がするのは、
後の世からの後付けだろうか。
今回も銀行強盗で服役していたと男や、元バーの経営者の妻といった
個性際立つ登場人物が良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヴァイオレンス
- 感想投稿日 : 2016年5月14日
- 読了日 : 2016年5月9日
- 本棚登録日 : 2016年5月13日
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