スペンサー・シリーズの20作目。
今回の相棒は、ホークではなくクワーク警部補のよう。
もちろん、ホークも登場するが。
ボストンの名家当主の妻が殺された。
警察の捜査では犯人が捕まらず、
納得がいかない夫はクワーク警部補が紹介した
スペンサーに犯人を探し出すように依頼する。
いつもの通り、あちこちをつつきだすスペンサーだが、
被害者の過去を調べに故郷に行ったとたん、
ホテルの部屋を調べられ、警察の留置所に入れられる。
今回、留置場のスペンサーを助けに来たのがクワーク警部補。
口出ししてきたのは彼女が選挙活動と手伝っていた上院議員だった。
不倫相手でもあった彼が犯人なのか。
被害者は腹違いの同い年の娘になりすましていたことがわかり、
実の父親とその執事だと思っていた男を再訪する…。
依頼主の秘書がP・D・ジェイムズを読んでいたのと、
ポールが結婚をやめたのが驚きだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヴァイオレンス
- 感想投稿日 : 2023年5月3日
- 読了日 : 2023年4月28日
- 本棚登録日 : 2023年4月29日
みんなの感想をみる