シティ・オブ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫 コ 9-1)

  • 早川書房 (2005年2月1日発売)
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本棚登録 : 194
感想 : 10
4

読み始めて、すぐ気がついた。
文章が読みやすい。良い意味で軽くて明るい。
しかもキメるところは、しっかりキメている。

何が違うのかと調べてみたら、翻訳は同じ人だが、扶桑社、前作は講談社ときて、この本だけ早川書房から出されていた。

恐るべし、出版社。恐るべし、編集者。
こんなに違うものとは。
このシリーズ、最初から早川書房だったら、日本でももっと人気のシリーズになっただろうに。

主人公の女癖は置いておいて、ストーリー展開の見事さは相変わらず秀逸。
これまでの話の中でも感じられたが、日本と異なり、捜査そのものよりマスコミ対策の方が大変そう。
内部からのリークを逆手に取る場面が楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヴァイオレンス
感想投稿日 : 2013年3月14日
読了日 : 2013年3月13日
本棚登録日 : 2013年3月13日

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