読み始めて、すぐ気がついた。
文章が読みやすい。良い意味で軽くて明るい。
しかもキメるところは、しっかりキメている。
何が違うのかと調べてみたら、翻訳は同じ人だが、扶桑社、前作は講談社ときて、この本だけ早川書房から出されていた。
恐るべし、出版社。恐るべし、編集者。
こんなに違うものとは。
このシリーズ、最初から早川書房だったら、日本でももっと人気のシリーズになっただろうに。
主人公の女癖は置いておいて、ストーリー展開の見事さは相変わらず秀逸。
これまでの話の中でも感じられたが、日本と異なり、捜査そのものよりマスコミ対策の方が大変そう。
内部からのリークを逆手に取る場面が楽しかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヴァイオレンス
- 感想投稿日 : 2013年3月14日
- 読了日 : 2013年3月13日
- 本棚登録日 : 2013年3月13日
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