黒後家蜘蛛の会 3 (創元推理文庫 167-3)

  • 東京創元社 (1981年2月27日発売)
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感想 : 35
4

相変わらず難しすぎてついていけない話も多し。
しかしデジタル時計の話は、
ちょっと説明が苦しい感じ。

「ロレーヌの十字架」は謎の答えが俗っぽいにもかかわらず、
ゲストが長距離バスで恋に落ちるところが、
ロマンティックで良い感じ。

「欠けているもの」は霊体交換を信じる宗教と火星からの眺めという奇想天外な組み合わせが良かった。

あとは、以前の黒後家蜘蛛の会のメンバーから、
遺産とともに送られた遺言の謎、「不毛なるものへ」。
いつものメンバーが右往左往するところが面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2015年10月14日
読了日 : 2015年10月13日
本棚登録日 : 2015年10月14日

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