「鉄の証文」の、
松平信平の関係ないところから、
同心の五味が事件を運んでくるという流れが、
ありがといえばありがちだが、
自然な流れでいい。
一方、「天下の茶碗」の
信平が見つけて安く買った茶碗が本物だったというオチは、
それまでの紆余曲折があるものの、
ありがち過ぎて好みではない。
複雑ですな、読者心理は。
次作は、話が京へ行くようで楽しみ。
それにしても、
前作であきらめろとばっさり言われていたけれど、
五味とお初さん、なんとかならないのかなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月19日
- 読了日 : 2015年2月19日
- 本棚登録日 : 2015年2月19日
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