家庭裁判所調査官補として研修をする望月大地が九州に配属され、様々な相談に対峙する物語。
物語自体、一話一話で区切られていて非常に読みやすかった。家庭裁判所調査官の仕事が柚月さんらしいタッチで心情に醸し出される部分まで描かれていてわかりやすかった。
大地自身、本当にこの仕事に向いているのか?様々な相談をこなしていく中で懊悩する日々が描かれている。仕事に向き不向きなんて無いと思う。大地のような、仕事に対する姿勢が一番大事なのではないかと痛感した。
自分自身も仕事に対して考えさせられる事が多く感じられた作品だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月6日
- 読了日 : 2023年9月6日
- 本棚登録日 : 2023年9月6日
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