積まれた石の原記憶は、幼少時を過ごした対馬の山城と石屋根にある。対馬の薄く割れる石質をそのまま活かした造形感覚は、手触りといえるような感覚として記憶に残ってる。
つまらなく言えばそういうクオリアがある。
なので、石垣といえば、野面積みに心惹かれる。
石垣についてわかりやすく簡単にまとめてある本なんてあるのかもしれないけど知りません。しかもとてもわかりやすい。
元々は城郭の一部だったのだが、石垣だけのプリミティブさと、千年後、一万年後にも残されてそうな姿は美しい。そういう本ではなくて、お城ファン向けの本だけど。
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- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2018年10月10日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
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