「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!

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  • さくら舎 (2012年7月3日発売)
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・耳を引っ張るだけで体が変わる。頭の芯にある蝶形骨の緊張が取れて、体全体のバランスがよくなる。
・背中や腰がこることはあっても、胸や腹がこる人はいない。みんな体の前はセンサーが働いている。体の裏側にセンサーが働いていないためにこりが発生する。
・マッサージしても、外からのストレスですぐ元に戻る。センサーを変えることが必要。
・目、耳、口、舌、鼻など顔の器官を緩めることで、身体全体の芯が緩む。
・現代人は匂いをかがないようにしているので、鼻呼吸の力が弱い。
・座るときはお尻で座らない。両足とお尻の3点にセンサーを持って、3点で座っているイメージを持つと、身体の重さが分散する。
・何故人は体の痛みに敏感なのか? 幸福は感知しなくても生存大丈夫。痛みや危険はすぐに感知しないと、生存が脅かされる。故に痛みには敏感である。
・どこかに痛みを感じている時、痛みの発生個所以外にも体があることを忘れてしまう。故に体の普段感じていない部分を感じるワークをすると、痛みが和らぐ。

<パソコンで疲れている時の対処法>
・物を見ようとするのでなく、物を受け取るように見る。それだけで前傾姿勢がおさまり、首や背中の緊張が削減される。
・頭の後ろのあたりに視覚野がある。眼球ではなく後頭部の視覚野で世界を見ているイメージを持つ。トンボの目で世界を見るイメージ。
・キーボードを押す時、キーボードの上に薄皮一枚あるイメージを持つと、体が楽になる。指先の神経が活性化して、キーボードを強くたたくことがなくなる。キーボードから情報を受け取るような体の働きに変わる。

<人付き合いが苦手を克服>
・人付き合いが苦手なのは、性格とか経験の問題ではなく、体のセンサーの使い方の問題。相手の情報を受け取るセンサーの使い方を工夫する。
・相手の目が見れないというのは、人間嫌いや恥ずかしがりやというわけではなく、そのような目の使い方を知らないだけ。
・目や耳のセンサーの使い方を少し変えるだけで、人と関わるのがすごい楽になる。
・目は見ることに慣れているが、見られることには慣れていない。
・人の目線を迎え撃つのではなく、受け取るようにするとよい。目でなく後頭部にある視覚野で目線を受け取るイメージを持つ。
・人の話も耳で受け取る。耳ではなく耳の奥にある聴覚野で人の話し声を受け取るイメージを持つ。
・人と会うと疲れる時はおへそセンサーを使うとよい。相手とへその緒でつながっているイメージを持つ。自分だけそんなイメージ持ってもどうだろうと思うかもしれないが、こちらの神経の緊張は、相手にも伝わっている。こちらがリラックスしていれば、相手の神経もリラックスする。

<自分の軸を作って守る>
・ストロー呼吸をする。鼻で吸い、口からストローで息を吐くイメージ。
・自分の中に頭、胸、腹の3人の司令官を持つ。
・頭の司令官は頭脳、知識で命令。
・胸の司令官は心で命令。男性は胸の司令官が弱っている場合が多く自分で納得していないことを無理やりやっていることが多い。
・腹の司令官は、体で命令。体だけで動いていると頭を使わなくなる。頭だけで動いていると体を使わなくなる。
・頭の中心に空白があるイメージを持つと、頭の疲れがすっきりする。
・腹で胸、頭を支えてもらうイメージを持つ。3つが揃うと自分の軸ができる。特に胸の司令官が動いていることをイメージすることが重要。
・自分と外界との距離感を保つ。胸から下界の物まで、矢印が出ているイメージを持つ。矢印の距離が、自分と下界の物との距離感である。
・騒音は自分を害さない。騒音の発生源と自分との間に距離があることを理解すると、騒音に悩まされなくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 整体
感想投稿日 : 2013年10月15日
読了日 : 2013年10月15日
本棚登録日 : 2013年10月15日

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