宇宙方程式の研究: 小林正観の不思議な世界 (未知世界の旅びとシリーズ 2)

  • 風雲舎 (2001年6月1日発売)
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感想 : 7
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娘さんのエピソードが一番印象的でした。

・筋肉に障害がある娘はいつもニコニコ笑っているが、運動会の競走では毎回ビリの6位。ただ、今年は5位になれそうだと妻が言う。同じクラスの女の子で、怪我をした子がいた。その子が娘と同じレースで走るために、5位になれそうとのこと。運動会が終わったら、妻が笑顔で帰ってきた。結局娘は6位だったが、こんなことがあったそう。スタートしたら、怪我をした女の子が転んだ。前を走っていた娘は引き返して、転んだ女の子を助けて、一緒に走ったという。ゴール直前、前を走っていた娘はペースを下げて、女の子の背中をぽんと押したという。娘は6位でゴールしたけれど、みんなが大声で声援して拍手を送ったそう。

・仕事とは、頼まれごとに仕えること。businessとは、busy(忙しい)な状態をさす。頼まれごとを忙しくこなしているのは、嬉しい状態。頼まれごとを人のためにこなすのは、「偽り」。頼まれごとに仕えることは、自分のためでもあると思うと、自分に成果が返ってくる。

・トイレをきれいにするとエゴが消える。北野武は、師匠に言われてからずっとトイレを綺麗にすることだけは続けてきたとか。

・結婚とは、折り合いをつけること。3年で恋愛は終了、以降はお互いを尊重する期間。子ども、配偶者を自分より低くみずに、尊重すること。外で厳しい生活を送っている人は、家の中が温かくなる。逆に中が厳しい人は、外で温かい生活を送る。バランスだから、結婚しなくても大丈夫。出会う時に自然に出会うものだから、焦る必要はない。かつ、自分がいる位置のすぐ横にいる人に手を伸ばすのでなく、自分を上に高める努力をすると、より高い相手と出会えるようにある。

・ある教室では、生徒全員が満点をとるまで、テストを繰り返すという。すると、その先生のクラスは生徒全員が笑顔になる。落ちこぼれがいなくなるから。ゆとり教育といって、教育の質が落ちているけれど、生徒全員が学ぶことに満足する教育が望まれる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スピリチュアル
感想投稿日 : 2010年7月19日
読了日 : 2010年7月19日
本棚登録日 : 2010年7月19日

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