みうらじゅんによる仕事術の本。不真面目な内容かと思いきや、意外とまっとう。みうらじゅんは仕事に対してきちんとしているから活躍できているのかと。裏が見えてしまう。
<印象的な箇所のまとめ>
・自分があったら絶対買うと思えるかどうか。
・造語が普及するかどうかは、マイナスから入っているかどうか。
・雑誌の仕事の場合、編集者に気に入れられなければ仕事が来ない。雑誌の仕事は読者や大衆のためにやるものではなく、目の前の編集者のためにやるもの。そのためにも重要なのが接待。
・不自然なことをし続けるためには、「飽きないふりをする」ことも大切。本当は、世の中に流行った頃にはとっくに飽きている。そこは人間だから当然。ただ、「もう飽きた」と言ってしまうのは「自然」。人に「え、まだそれやってるの?」と驚かれるほど続けなければ面白くならない。そして、平然と「好きだ」と言い張ることも大事。
こう一部抜き出すと変だけれど、全体としてはまっとうなビジネス書。
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カテゴリ:
ビジネス書
- 感想投稿日 : 2017年2月5日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
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