「人が死んでも犬は死なない映画」みたいなコピペにすっかり慣れた状態で読むと仰け反るほど呆気なく犬がたくさん死ぬ小説です。犬と聞くと無条件に愛おしくなる人にはツラい。
あと、腹の立つ馬鹿が出てくると漏れなく壮絶な目に遭って死ぬか、かなり残酷な仕打ちで成敗されるので、ちょっと震え気味にではありますがだいたいスカッとします。
太古より犬の賢さ、忠誠心、学習能力は、同じだけ歴史の長い人の業に裏打ちされているのかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2023年8月10日
- 読了日 : 2023年8月8日
- 本棚登録日 : 2023年8月8日
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