蒼い千鳥 花霞に泳ぐ 薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2002年4月5日発売)
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本棚登録 : 686
感想 : 48
4

10年ぶりくらいに再読。

他の巻はわりと再読してたけど、この巻は初めて読んだ時以来かもしれない。当時あまり面白かったと思えなかったからだろう。ちょっと敬遠してた巻だ。

だが、ちょっとした気まぐれで初読以来久しぶりに読んだらものすごく面白いじゃないですか。
初読があまりに古すぎて内容をちゃんと覚えてなかったこともあるだろうけど。なんでこの巻を敬遠してたんだろう?と不思議に思う。

若い座木が初々しいし、カウンセラー気になるし、まんまと騙されたし(ほんと覚えていなかったらしい)。
あと秋(火冬)も今よりちょっと尖っていてでも変わらずな態度で本当好きだなぁと改めて思いました。焼きそばの件はどんな気持ちだったんだと考えるとちょっとにやけてしまう。

久しぶりに読んでよかった。
歳をとると同じ本でも見方が変わる。
中身成長していないようで、成長してるんだなぁと思わされた。
このまま再読週間を続けよう。
次はカブとアルかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年5月20日
読了日 : 2018年5月20日
本棚登録日 : 2018年5月20日

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