死者と言葉を交わすなかれ (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社 (2020年10月15日発売)
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本棚登録 : 279
感想 : 26
3

この作者の作品、三途川探偵シリーズが面白くて、斜め上を行く話の印象だったので、書店で見かけて購入。

探偵もの…そしてオカルト…とワクワクしていたけれど、7割くらいで「なーんだ…そんなオチか」とオチが物足りずがっかり。しかしじゃあ残りの3割なにが書かれてるんだ?と思ったら衝撃の裏話が。
確かに序盤から違和感は感じていて、でもわからずにいた…その正体がわかり、ぞぞっとします。
ただこの正体がね…ホラー的なのならいいんだけど、私の苦手分野だった…ちょっと気持ちがしんどい…
読んだあと「騙されたー」って驚き半分、不快感半分かな。
最後の最後、ギャフンと言わせたくなったけど。

それは置いといて、死生観についてはとても共感出来た(父の方)。娘の方はちょっと違うんでないのと思うけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月3日
読了日 : 2024年3月3日
本棚登録日 : 2024年3月3日

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