パブリックスクール: -群れを出た小鳥- (キャラ文庫 ひ 3-7)

著者 :
  • 徳間書店 (2015年11月27日発売)
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本棚登録 : 494
感想 : 18
5

もう……っ!もうなんなんですかね!!!!

もともと商業BLはなんだか軽すぎてむやみやたらと致してる()シーンが出てきて、やたらハーレムで「いやいやいや……!!」って苦手意識あったんですが、反省!!(そっちが好きな方には逆に苦手かもしれない)

ちゃんと、メイン2人(礼とエド)の物語。
それぞれが考えてること、葛藤してること、でも愛していること、傷ついたこと……こう書くと重そうですが、そんなことなくほんと読み始めると止まらない。
読者からすればエド→→→→礼が見え見えなんだけれど、どんなミラーを持っているのか礼はことごとくネガティブに跳ね返す!!エドがイライラしつつ、それでも礼のために礼に気持ちを伝えられないはがゆさに、エドと一緒に悶々としつつ笑えてきちゃいます。

ジョナス、オーランド、ギルは読者の気持ちを代弁してくれてるなぁ……読者のしたいことを代わりにしてくれてモヤモヤが解消される。

前巻に比べ、トンネルから抜けるように明るく、広い世界にどんどん広がっていくこの2巻。
みんながみんな、礼を好きで応援してくれて、救われる礼に救われる。クリスマスとかクリケットとかうさぎ狩りとか行事が魅力的すぎてニヤニヤしっぱなしだった。クリスマスはほんと目に浮かぶよう……幸せな思い出ができてよかったね。゚(゚^ω^゚)゚。


ジョナス登場はドキドキしましたが、いい人過ぎた……
ああいう存在ってすごく読んでて安心しますよね……

ギルの存在もたまらない……ああいう存在(好きな子にちょっかいかけちゃう感じ)もいい……
goodbyeになんだか泣けました。。

オーランドは礼にとって本当に大きなきっかけになってくれました。恋とかじゃないのかもしれないけれど、ああいう存在も以下略
オーランド後半出番なかったから3巻に期待です。

もうなんだろう、すれ違いも愛おしいし、エドと礼と共に幸せに浸れる。最後についに12年の想いを爆発させたエドが可愛かった。頑張ったよね。ほんと。一途過ぎる。エドが主人公でもある物語、というあとがきに納得。ツンデレたまんないな!!!╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯

取り乱しました。
3巻はもう手元にあります!!そしてなんとタイムリーなことに4巻出るんですね!!!!おめでとうございます!!!ありがとうございます!!!嬉しすぎる!!!
スピンオフって聞いたんだけど……まさか!!!!?


現場からは以上です!!!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年5月6日
読了日 : 2017年5月6日
本棚登録日 : 2017年5月6日

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