早慶MARCH 大学ブランド大激変 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2016年7月13日発売)
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‹内容紹介より›
早慶MARCHはなぜ少子化・不況下でも人気があるのか?
「大学全入時代」と言われて久しい。しかし、早稲田・慶應・明治・青学・立教・中央・法政ー早慶MARCHの志願者はむしろ増加している。
その理由とは何か?
受験生の親世代とは劇的に変わった、これらの大学の現状を、ち密な取材と豊富なデータを交えて完全分析!

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たしかに、7大学の特色について、さまざまな側面からデータをもとに記述されています。
ただ、どうしても「早稲田は〇〇が強く、出身者は△△で、官公庁へ就職するのは××学部の★%……」というような記述が続くので、読みにくい部分もありました。
具体的に記述されていた教授や卒業生、学部などがイメージできる早稲田については出身校でもありましたし読みやすいところも多かったのですが、他校についてはイマイチ、イメージがわかず「ふーん」という感覚で読み飛ばしてしまった部分もありました。

受験生が受験する大学や学部を選ぶために読む、というのも参考になる部分があるとは思いますが、高三になってから、というよりも高校一年生などの時間があってじっくりデータを(読者自身が自分なりに)分析することができるタイミングで読んだ方が効果的かもしれません。
あとは、受験生が身近にいるという大人にとっては、自分たちが受験したり在学していた時代とは大きく変わっている部分もあると思いますので、そこを知るためには有効な本だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 個人
感想投稿日 : 2017年10月19日
読了日 : 2017年10月18日
本棚登録日 : 2017年10月18日

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