‹内容紹介より›
気象台に勤務する美晴は、息子の楓太と二人暮らし。ある日、自分たちが天気を「よむ」能力をもつ一族の末裔であることを知る。美晴にも天気を予知する不思議な能力が出現し、特別研究チームへの参加を任命される。それは、代々"空の一族"が担ってきた「外番」の仕事をすることを意味していた。「外番」とは、そして一族の「役割」とはいったい何なのか?かつてない気象エンタメ小説、ここに開幕!
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前半のあたりはけっこうおもしろかったのですが、後半になるにつれ、話が複雑になっていった印象でした。
美晴の「天気の見え方」の描写もいまいちピンとこない部分が多くなってしまい、よくわからなくなって終わったなあ、というのが正直な感想です。
「文学的」というのとは少し違うような気もしますが、擬人化してみたり、形容詞を多用してみたりしていて、逆にわかりにくくなってしまっているように感じました。
結局、一族の歴史みたいなものも全部紐解かれたわけではないし、美晴の家族(両親)についてもわからないことが多かったかな…。
読書状況:読み終わった
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個人
- 感想投稿日 : 2017年7月6日
- 読了日 : 2017年7月5日
- 本棚登録日 : 2017年7月6日
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