ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2009年11月28日発売)
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本棚登録 : 4518
感想 : 351
5

いつもはホッとしたり、心温まったりする展開が、今回初めて涙が出てしまった。
妖の時の長さと、人の短さ。だから佐助と仁吉もあれほどまでに若だんなを守ろうと必死になり、甘くなるのだと、納得がいく。
三途の川で、佐助や仁吉に頼れぬが、それでも妖を浮世に戻したい若だんな。前作、箱根の湯治旅のおかげか、兄や不在の若だんなが少し頼もしく感じられた。
そして、若だんなの三途の川で出会った子ども達への対応や、小紅にしろ、本当に情の深いこと。

相変わらず、脳内配役は
若だんな:ラウールさん
仁吉:岩本照さん
佐助:宮舘涼太さん
松之助:目黒蓮さん
三春屋の栄吉:向井康二さん
屏風のぞき:渡辺翔太さんときて
秋英さんは阿部亮平さんになりました。
SnowManの残り二人もきっとピッタリな役どころがあるに違いないと、残りの作品もますます楽しみです←←←

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月17日
読了日 : 2023年8月17日
本棚登録日 : 2023年8月16日

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