不連続な四つの謎 『このミステリーがすごい! 』大賞作家 傑作アンソロジー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 宝島社 (2020年6月4日発売)
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感想 : 28

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加納&玉村刑事が巻き込まれた寝台特急での密室殺人、リサイタル後に起きた有名ピアニストの服毒死の謎、元特撮ヒーローを襲う不可解な誘拐事件、猛吹雪からの首都脱出―テレビドラマと連動したコラボレーションも話題を呼んだ、『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家4名が贈る傑作ミステリー短編集、ついに文庫化!それぞれ独立した4つの物語を各作家が繋いだ、書き下ろし幕間つき。
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海堂尊、中山七里、乾緑郎、安生正という、このミス大賞作家がのリレー形式の連作である。タイトルにあるように、つながりは極ごく弱いが、書き下ろされた幕間の巧みな誘導によって、まとまりのある印象になっている。作家それぞれの持ち味もいかんなく発揮されているので、読み応えもあって、愉しめる一冊である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 共著・その他
感想投稿日 : 2020年9月26日
読了日 : 2020年9月26日
本棚登録日 : 2020年9月26日

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