キューバ革命の指導者となったチェ・ゲバラの、若き日の南米旅行記が原作。医学生時代の彼が友人とふたりでバイクに乗って、故郷アルゼンチンからベネズエラまで南米大陸を横断するお話です。「モーターサイクル」とタイトルについてるわりには、途中であっさりバイクを手放してしまうものだから驚いたけど、みずみずしい生命力を感じるようなロードムービーだった。ゲバラというひとの芯の通った人柄が、よくわかるような気がしたよ。人生を変える旅ってきっと、だれにでもあるものだ。
南米の広大な背景もとても美しいです。画面からはみ出しそうな自然。思いがけずマチュピチュが見られてしあわせでした。高度な文明の名残にふれて、ゲバラが書きしるすことばが印象的です。
ガエル・ガルシア・ベルナルさんがやっぱりすてき。端正なお顔が美しいです~。ジャケットはレンタルバージョンのほうがすきだな。
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- 感想投稿日 : 2012年10月14日
- 読了日 : 2012年9月30日
- 本棚登録日 : 2012年10月14日
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