ロミオとジューリエット (岩波文庫 赤 205-6)

  • 岩波書店 (1988年2月16日発売)
3.63
  • (24)
  • (33)
  • (52)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 462
感想 : 43
3

著名ではあるが初めて読んだ。乳母や周りの人たちの猥雑な駄洒落が頻発するのと対照的にロミオとジュリエットの行動は純粋で盲目的である。何せジュリエットはまだ14歳である。現代では中学2年生にあたる。昔の結婚が早いと言っても親が相手を決めるに不自然ではない若さである。修道士ロレンスが両親の知らぬところで二人を結びつける手助けをするのもいかがなものか。しかも事が終わって、領主に問責された際、臆面もなく正当性を主張する。考えたら、随所に破天荒なストーリーではある。2020.10.30

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年10月30日
読了日 : 2020年10月30日
本棚登録日 : 2020年10月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする