人種のこと、肌の色のこと、なまりや性差のこと、好みや価値観など。
遠い国のニュースから、身近なところまで、世界はたくさんの「違い」で出来ていて、自分の小さな世界から一歩踏み出すごとに、その「違い」とたくさん出会うことになる。
でも、その「違い」に「間違い」があることなんて殆ど無くて、それでも人間はその「違い」ゆえに時々「間違い」をおかす。
相手と「違う」部分を否定したり、馬鹿にしたり、拒絶したり。人と「違う」自分を卑下したり、無視したり、傲慢になったり。
その「違い」を「違い」のまま受け止めて、受け入れて、なおかつ自分は自分であると信じて生きることが、何故こうも難しいのだろう。
そんなことを考えながら読みました。
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- 感想投稿日 : 2020年9月1日
- 読了日 : 2020年8月24日
- 本棚登録日 : 2020年8月24日
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