スーザン・フォックス作品には珍しい強気ヒロイン。
生い立ちの不幸に負けず、自立して仕事していたのに、築き上げてきたものを妹のために捨てようとすることができる健気さが良い。
それに引き換え、ヒーロー一家がそれぞれの思惑でヒロインを思い通りに動かそうとしていたのには腹が立った。
裏でこそこそせずに、1人ずつ出てきて話せんかい!と言いたい。
結局は結婚してハッピーエンドだけど、それはヒロインの許しがあったからで、自立した女性の意思を無視していいわけではないと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フニャ子
- 感想投稿日 : 2021年2月1日
- 読了日 : 2021年2月1日
- 本棚登録日 : 2021年2月1日
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