三大奇書と呼ばれている本の一つ。
殺人事件推理モノではある。
オカルトとか錬金術とか好きな人にお勧め。
文章の体裁はとても好みだけれども話の内容が主人公の法水の話し方のおかげで回りくどすぎてものすごく眠くなる。
作者が博覧強記過ぎて、ルビと注釈と引用がやたら多いから想像力のない人だと情景が浮かばなすぎてきついと思う。
正直に言ってしまうと厨二病の人が好きそう。
そして私は注釈の方が楽しめてしまった。
元ネタを丹念に拾ってくれてるのが本当に素晴らしい。
さらにすごいと思うのはこの作品が9ヶ月間の連載だったこと。
ただ、もう二度目を読む気力がない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年6月8日
- 読了日 : 2020年6月8日
- 本棚登録日 : 2020年6月8日
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