自然の猛威や、主人公の祖父・兆治郎の足跡や哲学は心底格好良くて面白い。
海賊バンクの海域に入ってからは読み進める手が止まらなかった。
ただ主人公勢の船舶と戦闘の能力がやけに高すぎるのがややコメディ的に見えてしまって、本来は盛り上がるシーンにも関わらずたまに萎えてしまった。
危険性が非常に高い旅なのに、同行者の付き添い理由がほとんどないのも疑問。
創作の物語で気にするような点ではないのかもしれないし、他の作品だと不満に感じないような気もするのだけど、この作品に関しては現実に根ざした哲学がテーマになってるからか、結構気になってしまう。
基本的にはものすごく面白いんだけども。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画(ストーリー・サスペンス)
- 感想投稿日 : 2016年7月7日
- 読了日 : 2016年7月7日
- 本棚登録日 : 2016年7月7日
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