いつか、君へ Boys (集英社文庫)

制作 : ナツイチ製作委員会 
  • 集英社 (2012年6月26日発売)
3.13
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本棚登録 : 797
感想 : 107
4

豪華すぎる作者陣です。
1つずつレビュー。

跳ぶ少年(石田衣良)・・・★
 中身なくて、ちょっとエロいだけの話。なぜ巻頭・・・。

僕の太陽(小川糸)・・・★★★★
 子供みたいな母とちょっと大人びた息子ってどこかで
 読んだことある気もするけど、すがすがしい読了感。

ひからない蛍(朝井リョウ)・・・★★★★★
 児童養護施設の話。子供たちの感情の動きがよく伝わる。
 個人的にはこれが一番よかった。

サイリウム(辻村深月)・・・★★★★
 AKBがめっちゃ意識された作品。かなりリアル。
 でもそれだけじゃないおもしろさ。

正直な子供(山崎ナオコーラ)・・・★★★
 途中までおもしろかったのに、終わりがもやっとした。
 ここで終わるの?っていう。

少年前夜(吉田修一)・・・★★
 平成猿蟹合戦読んだばかりのせいもあって、
 こういう訳ありな背景を持つ登場人物設定に
 ワンパターンさを感じる。

913(米澤穂信)・・・★★★★
 実はこの人の本初めて読んだけど、
 ミステリー作家さんなんですかね?
 急に背筋がひやっとした。おもしろい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月18日
読了日 : 2012年8月17日
本棚登録日 : 2012年8月16日

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