ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり(1))

  • 岩波書店 (1966年5月28日発売)
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本棚登録 : 500
感想 : 82
4

いやはや、半世かかりました。この不朽の名作を手にするのに。
誰もが良いと言うものが、必ずしも自分も好きかどうかなんてわからないじゃないですか、ついついまたいつかいつかと思いながらこの日を迎えましたが…

やはり、子どもの頃、せめてティーンの頃に出会いたかったー!というのが正直な感想。なので、これからも堂々と子どもたちに勧めたい物語です。

しかしながら、私はそこまでのファンタジー信奉者でもなく、とくにナルニア国への思いは強くなかった。
でも、この4人兄妹たちの子どもらしい思いの描写に惹かれました。末っ子ルーシィーの素直な愛らしさ、次男〜!いますよねぇ、わかるよわかるよーその気持ち〜。
と、子どもたちに惹かれました。

そして、福音書好きな私には(福音書にドラマ感じてます)アスランが石舞台に向かうシーンがたまらないですね、ピーターの有志ぶりには驚きましたが、まあそこはファンタジー、何でもありですね。

ラストも大好きで、思い描いていたイメージの数倍良かったですね。星が1つ足りないのは、ファンタジーへの私の接し方ですのであしからず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月5日
読了日 : 2020年4月5日
本棚登録日 : 2020年4月5日

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