社会学の入門書として勧めていただきました。社会学とジェンダー論との間にある密接な関係に気付かされます。
「解放」の歴史である恋愛、DVやセクハラなど、ことばが生まれることによりようやく顕在化した性問題、女性が従事しているアンペイドワークなど、多様な視点から社会を捉え、ジェンダー論を考えます。男女差別の問題が社会で長年にわたり当たり前のこととして受容され、深い根を下ろしていたことに気付きます。
最近になっても、「男は仕事、女は家庭」といった考えをする男性は多いようです。調査結果を見るとその割合の高さに驚きます。個人的には、「差別を差別と捉えていない」世代の感覚を知りたいです。
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- 感想投稿日 : 2015年3月30日
- 読了日 : 2015年3月30日
- 本棚登録日 : 2015年3月30日
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