総門谷R 鵺篇 (講談社文庫 た 43-16)

著者 :
  • 講談社 (1994年12月1日発売)
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感想 : 3
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『総門谷』続編の第二弾。伝奇SF超大作、とか、言ってる場合じゃねぇ。
前作『阿黒編』のラストでぅゎぁあアなことになってた諒と久遠が数十年の時を経てついに帰還。
阿黒王改め怨魔王と名を変えた、じいさん及びその一味たちと再び死闘を繰り広げます。
今回も歴史上の有名人物が続々登場。
特に活躍してくれるのは小野篁(たかむら)、小野小町、そして在原業平の三人。
そんでもって「これなんて特撮映画?」といいたくなる、
ある意味かつてない規模の戦いを高野山でやらかしたりして。

なんかもうずっと「ぅゎぁあア」ってなりながら読んでました。
読み終えたら疲れてました。
何より帝位の話で、
「誰が誰やねん!旅子とか順子とか誰やねんなんッやねん!!わからへんて!!誰と誰がつながっとんねん!ほんまに藤原氏どんッッだけおんねん!!!」
――って。ならざるを得なかった。
すごい、何か……勉強した……疲れた……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2008年11月18日
読了日 : 2008年11月18日
本棚登録日 : 2008年11月18日

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