Being Geek ―ギークであり続けるためのキャリア戦略

  • オライリージャパン (2011年6月25日発売)
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感想 : 41
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ギークが困るのは物事がルールに従っていないとき。
会社人ルールを論理的にまとめてくれた本。
時々読み返したくなりそう。

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* 一般社員のキャリア開発は3点
1. 自分が開発する製品の技術的方向性決定に能動的に関われているか?
2. 成長のために自分が何をすべきか分かっているか?
3. 自分の責任を全うしているか? 期日を守っているか。

* マイクロマネージャの問題:何もかも知ろうとすることで信頼関係が壊れる。

* 結局キャリア開発やマネージメントで重要な事は3つに集約
1. 方向性
2. 成長
3. 成果

* 他人からの評価には絶対に執着すべき
* 「ノー」といった評価減と、受けてから達成できないことを天秤。
* 上司に「頼りにならない」という評価だけが残る可能性を考える。
* 何かを直した人より、何かを作った人のほうが評価されるのは常。

* 辞めるくらいなら今の会社で成果を上げればいい。
* 人脈も資産の一つ。

* 報酬についてきちんと話すのはいいこと
* 自分の待遇について良く理解している。
* つまり、「自分はヤワな交渉相手ではないですよ。」と伝わる。

* 報告する情報は、なるべく「自分にしか伝えられないこと」に絞る。

* タスクリストの使い方
* 今すぐに本当にやるべきか? 違うならリストへ
* 重要性を感じないならリストにも加えない。必要ならまた思い浮かぶ。

* トリクルリスト Trickle List
* 少しずつ絶え間なく時間を投資すると成果があがる。
* 人とのちょっとした付き合いなど。

* 開発ツールは、機能よりも、自分の感覚に合うかどうかが重要。

* 部下の査定書は多く書け。
* 少ないと部下はがっかりする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月20日
読了日 : 2014年11月30日
本棚登録日 : 2018年10月20日

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