働き方 完全無双

著者 :
  • 大和書房 (2018年4月14日発売)
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本棚登録 : 1402
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3

AIの普及で、人がやらなくてもいい職種が
増えていくと言われています。

一方、情報化社会では
個人が勉強して調べれば、たいていの知識は入手できます。

今までのように、一つの職種で、
長年の経験があればやっていける時代ではありません。

本日ご紹介する本は、
個人の守備力を高める
考え方を紹介した1冊。


ポイントは
「何か常にやっておく」

変化が速い時代では、
必要とされるモノも
どんどん変わっていきます。

重要なのは、本人が優秀であることではなく、
早くから必要とされる場所にいること。

「新しいツール」や「ものづくり」を
コツコツやっておくことが重要です。




「覚えてもらう」


「覚えてもらえるかどうか」は「たまたまそこにいる」と同じくらい重要。

自分がやっていたツールを必要とする人がいたとしても
自分がやっていることを知ってもらわないと意味がありません。


人に覚えてもらえばそれだけチャンスが増えます。




「コモディティ化」


そもそもスキルはコモディティ化するもの。
人が身につけたことは、誰でも再現可能になり、
いつかは価値が下がります。


今の働き方をベースに、新しいことを広げていくことが重要です。


これからの時代の働き方を
考えさせられる1冊です。
ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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「何が当たるかわからない」「人に覚えてもらえばチャンスが増える」
「何か常にやっておく」という姿勢の人がトクをする
勝手にライバルが減っていく状況で、ひっそりとサービスを提供し続けている道の方が全然いい
自分の中で完成と思えば完成であって、さっさと終わらせて手離れさせるのが一番
事業をやる場合、毎日必ず100円くれる人のほうを大事に扱わなくてはならない
付加価値で戦う努力をしない人たちは辞めるしかない
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◆目次◆
序章 まずは「個人」と「社会」を分けるとこから
第1章 能力なんてものは存在しない―個人の「攻め方」無双
第2章 あなたが社会に殺されないために―個人の「守り方」無双
第3章 会社がずっと生き残るわけないじゃん―経営者視点の「企業の論理」無双
終章 日本はこうやって生き延びろ
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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2019年6月24日
読了日 : 2019年6月24日
本棚登録日 : 2019年6月24日

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