はきものをそろえる 世界一かんたんな成功法則

著者 :
  • 総合法令出版 (2008年10月24日発売)
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感想 : 18
3

みなさんの家の玄関の靴は
いつもキレイに揃っているでしょうか。

もし、靴はぬぎっぱなしで、いつも
あちらこちらを向いた状態だったとしたら、
自分を改善できるチャンスです。


本日ご紹介する本は、

”はきものをそろえる”という行為を通して
自分の足もとを見ることの大切さを
教えてくれる本です。

前半は、物語が書かれています。
社会人の主人公がタイムスリップして江戸時代に戻り、
靴を揃える重要性を知る
というストーリーです。
大変興味深く、さらっと読めました。

後半には解説があります。


ポイントは
「視野を変える」
です。

”はきものをそろえる”という
行為をやり出すと、
いままでとは違った見方が
得られることがあります。

私は、この本を読んでから
家の玄関の全ての履き物を
毎日そろえるようにしました。

すると、出かけるときに
全ての靴が出かける方向を向いているので
履きやすく、とてもいい気分で出かけることができます。

そして、そのことがきっかけで、
何事も事前に準備しておくことの
大切さを少しだけ感じることができました。
まだまだ準備不足なことは多々ありますが。。。(^_^;)

ちいさなことですが、
次の日に着ていく服やカバンを前の晩に
準備しておく、習慣もできるようになりました。




「人道は1日怠ればたちまちすたれる」

二宮尊徳の言葉です。

意味は、
何事も自然のままにしておけば、荒れてすたれてしまう
というようなことです。

日々の生活にも、仕事にも当てはまります。
毎日のちょっとした良い習慣が、良い未来を作り、
毎日のちょっとした悪い習慣が、悪い未来を作ります。



「足もとをよく見る」

悪いことが起きたとき
周りに原因を探すのではなく
まずは、自分自身の行いを、よく見ましょう。

毎日の自らの行いは、良い結果をもたらすのに、
ふさわしいものでしょうか。

この本、結構深い気づきが得られます。

ぜひ、読んでみてください。



◆本から得た気づき◆
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きれいだから掃除をしないんじゃなくて、毎日掃除をしているからきれいんだよ
はきものをそろえることを習慣にすると、だんだんと乱れていることが気になってくる
「どうでもいい」「自分以外の奴が悪い」と言っている人間が、はきものをそろえている姿は想像できない
「足もとをよく見る」=自分をよく見る。自分の行いを見る
「はきものをそろえる」=次に出かける先にはきものの方向が向いている
二宮尊徳:「人道は1日怠ればたちまちすたれる」=何事も自然のままにしておけば、荒れてすたれてしまう
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◆目次◆

【第一部】
◆物語:はきものをそろえる
【第二部】
◆第一章:なぜ、『はきものをそろえる』と成功するのか?
◆第二章:小さな行動が頼もしいあなたを築いていく
◆あとがき
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/bef18fb7ebf996de.png
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕組み
感想投稿日 : 2011年10月24日
読了日 : 2011年10月24日
本棚登録日 : 2011年10月24日

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