サイバーパンクの王道らしく、凝りに凝った設定は文句なし。遺伝操作、無菌環境者と保菌者の男女関係、寿命コントロールとトランスヒューマニズム(人体機能拡張主義)などなど。これらを味わう小説、ということで納得しましょう。筋立てはおそろしく書き割り的で退屈。
退屈なんだけれど、魅かれるのは、世界観にうならされるからでしょう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2014年1月24日
- 読了日 : 2012年1月10日
- 本棚登録日 : 2014年1月24日
みんなの感想をみる