「フリースタイル」18号に寄稿した縁でいただいた。ミステリはほとんど読まないのだが、昨年から今年にかけて『UN-GO』の仕事をしていたので興味深く読んだ。
というわけで門外漢だけれど、実例をあげてすすむ本文は非常におもしろかったし、さらに、法月倫太郎の解説が、客観的でかつ非常にわかりやい見取り図になっていてためになった。名探偵論は、インターフェースとしてのキャラクター論として考えれば、別の広がりもあるように思った。
個人的には前述のように、『UN-GO』がらみで安吾のミステリやミステリ論には目を通していたので、増補に入っていた「安吾流探偵術」を堪能。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年4月24日
- 読了日 : 2012年4月24日
- 本棚登録日 : 2012年4月24日
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