名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5)

著者 :
  • 講談社 (1980年5月1日発売)
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本棚登録 : 161
感想 : 19
3

たくさんの世界的名探偵が明智氏の誘いで日本でクルーズに・・・乗ったはいいが、ルパンと怪人二十面相がこんなにいい出し抜くチャンスを逃さないよね、という話から、殺人事件に発展して謎を解いていく話。
トリック自体はとてもよいが、結末はややつまらないかも。
吉牟田刑事のとぼけ具合が捜査しようとする読者をかく乱し、かつ4人の名探偵は積極的にしゃべるわけでもない。このもどかしさが本をすすめるのにはちょうどよいが、少し読者を焦らせすぎかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: A小説(西村京太郎)
感想投稿日 : 2014年8月18日
読了日 : 2014年8月18日
本棚登録日 : 2014年8月18日

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